ダイソン掃除機DC48 手元スイッチ修理


ダイソンの掃除機、DC48の手元スイッチが壊れたので修理してみました。

 

この掃除機は購入してから、かれこれ6,7年はたっているので、当然補償期間も過ぎています。

 

ネットで調べてみた所、ダイソンに修理に出すとなると、修理代に一律、約2万円位かかるようです。

 

二万円はちょつと高いと思い、自力で修理してみることにしました。二万円あったら安い掃除機買えますからね!

 


 

まず、どこが悪いのか見当をつけて調べていきます。最初に疑ったのは,手元スイッチの所を疑いました。

 

 

赤丸の部分にテスターを当てて調べてみた所、オン/オフではないのですが(たぶん抵抗が入っている)、反応はしているようなので、ここではないなと思いました。

 

 

次に疑ったのは、掃除機本体とホース部をつなぐ、ジョイントの部分です。

 

下の写真の赤丸部分が左右に動きますので、そこの部分の断線を疑いました。

 

 

ケーブルの接続を調べるには、掃除機本体の裏のカバーを外さないと、確認が出来ませんので、まずフィルターを外します。(下の写真の青丸部分を、十円玉などで回すと、外れます。)

 

その後、赤丸の7か所のネジをはずします。(ネジを外すには、先端部が星形のトルクスレンチ、またはトルクスドライバーが必要です。サイズは、T8でした。ちなみに私は、100円ショツプのダイソーで見つけて買ってきました。200円でした。)

 


 

ばらしたものが、下の写真です。

 

 

その後、下の写真の赤丸部分の黒、赤、白、の接続をテスターを当てて確認してみました。

 


 

黒と赤の線は導通があったのですが、白色の線の導通がありません。この白色の線が、断線しているとみて間違いないとみて、さらにばらしていきます。

 

下の写真の赤丸部分2か所を外してみます。

 

 

さらにばらそうとしたのですが、ばらせません!

 

どうもこのダイソンD48の場合、ジョイント部分が外れないようになっているみたいで、どうしても外れませんでした。

 

ここまでかと思ったのですが、最悪なおらなくてもいいやと思い、力技でなおすことにしました。

 

下の写真の赤丸の部分の左右を、ニッパーで少しずつ切断しました。

 

 

外したものがこれです。

 


 

ばらした所、見事に白線が切れていました。切れていた所を半田付でつなげて、絶縁テープで巻いておきました。

 

 

線は下の写真の赤色部分がガイドになるので、はさまないように戻しておきます。

 

切断してしまつたので挟んでいるだけですが、意外と外れずにいてくれて、いまの所外れてはいません。

 

 

後は、逆の手順で元にもどせば修理完了です。

 

電源を入れて動作を確認しましたが、ちゃんと動作しました。

 

今回、修理していて一番悩んだ所は、やはりばらせないところを、どうしようと思った所です。

 

せっかくばらして、断線している場所まで特定できたのに、直せないではつまらないので、力技でやってしまいましたが、くれぐれも修理する場合は自己責任で行って下さい。

 

以上、皆様の参考になれば幸いです。